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バンドソー用円盤切り治具を作る [バンドソー]

DSC_4885.jpg

バンドソーの本テーブルを作るに先立って、
これに必要(本当に必要かは微妙)な円盤切り治具を作る。
DSC_4888.jpg
 廃材の一部を切り欠いたものを補助テーブルにし、
切断する円の半径位置に穴を開けピンを差し込んだだけ。

 使い方は、円罫引きの中心位置に穴を開け、治具ピンに差し込んで回転させる。
 ブレードとピンまでの距離が切り出す円盤の半径になる。
 厳密には、ブレード刃先のピン側面とピン中心までの長さ(これでいいのか若干不安)
 半径を変えたいときは、補助テーブルを左右方向にずらすか、
必要なら追加の穴を開けて、ピンを差し替えればよい。
 あまりに簡単だが、自分の使い方では、これで十分機能するようだ。

 今回は、バンドソーテーブルの回転軸(トラニオン)の円弧を切り出すが、
 切り出す材には円弧の中心がない。
 そこで薄板を「捨て板」として両面テープで材に貼り付け、
捨て板に円弧の回転軸の穴を開ける。
 この場合、トラニオンをテーブル下面に取り付けたとき、テーブル表面とブレードが交わる点が回転軸となる。
DSC_4879.jpg

うまくいくか、本当のところそれほど自信がなかったのだが・・・・
最初に外周部を切断
DSC_4880.jpg
 それから内周部を切断
内周切りでは、捨て板に切り残しを作っておき、
捨て板をもうひとつのトラニオンの内周切りに使い回す。 
DSC_4882.jpg

何と、あっけないほどきれいに円弧が切れた。
DSC_4883.jpg
 ただ、切断面はきれいにできたが、材の罫引きの線と若干ずれが・・・(^^;
 原因が捨て板と材の貼り付け精度なのか、ブレードとピンの軸中心との位置関係なのかはっきりしない。(笑)

トラニオンの軸受け内周も同じ方法で切り出す。
DSC_4887.jpg 
 円盤切りの場合にも、補助材を下に貼り付けて、補助材の方に軸穴を開ければ、円盤に穴を開けなくて済む。
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