SSブログ

杉を接ぐ [木工]

杉は柔らかいので、もっぱら建築用という印象がある。
家具などのに使われることは少ないようだが、木目が美しい芯材の良質な杉板が目にとまり、創作意欲がわく。
IMG_73971.JPG
厚さ30mmとボリューム感もなかなか。
柔らかくて傷がつきやすいが、加工は楽だ。

幅が200mmなので、2枚をポケットホールジョイントとボンドで接ぐことにする。
ポケットホールジョイント用ジグは、こんな安物
を持っているが、何カ所も穴開けすると、クランプで取り付け・取り外しが面倒なので最近はほとんど使っていない。

で、最近のポケットホール開けはもっぱらこの方法。
IMG_73991.JPG

材に捨て板の角材をクランプで固定、材と角材の境目より少し角材側にフリーハンドで斜め穴を開けるだけ。角度の目安は15°程度。
IMG_74011.JPG

捨て板を付け替えることなく一気に一連のホールが作れる。
IMG_74031.JPG
材の木端は、片側が山、反対が谷になっており、山と谷を合わせるだけで楽に羽目合わせできる。
最初、こんな保護材を木端の両側に固定、
IMG_73931.JPG
ボンドを接続面に塗布しハタガネで締めたが、ソリが出るため、各所の固定が必要になる。また、山・谷の中心がずれているせいで、接ぎ面に段差が生じてしまう。
IMG_73891.JPG

結局、2枚を平面に並べ、コースレットをネジ込んだ方がいいようだ。
これだと表面の段差や、締めによる反りも生じない。

ネジを入れたところ。
IMG_74051.JPG
これにダボを挿し込み、はみ出した部分を切り取り、研磨すれば完璧なのだが、ホールは裏側や目につかない位置なので、今回は省略する。
ネジは65mmのコースレットを使用したが、ねじ込み角度が大きすぎると、反対側にネジの頭が出る。
IMG_7395.JPG

ここがフリーハンドの難しいところ。(^^ゞ
タグ:木工 DIY 無垢材
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。