バンドソー(その6) ホイール周辺のアライメント [バンドソー]
フレームとホイール間のクリアランスを確認。
このバンドソーではフレーム前面が基準面としている。この面からホイール前端面までを測ると上下とも57~58mm。
ただ、ホイールを回転させると、最大で1mm程度長さが違うので、軸に対してホイール面の傾きがあるようだ。これは今更どうしようもない。
なお、既に上下ともシャフトホルダとホイールとの間の8mmの木製スペーサーを入れている。カバーが厚くなるので半分にしようと取り外そうとが、塗料が固まったせいで外れない(^^;。アライメントには影響しないので結局このままにする。
続いて、上下ホイールの平行出し。
下ホイールシャフトは、フレーム面に垂直に固定したつもりなので、これを基準として、上ホイールが平行になるように調整する。
まずピッチ方向(ホイールを横から見て、上下ホイールのが同一直線上にある)。これはそもそも調節用ナットがある。
シャフトホルダーのノブを回して、ホルダーを前後に動かす。
ホルダー下側の突起を、フレームに上部に開いた掘り込みに差し込んでいるが、
掘り込みには2,3mmの隙間があるため、そこを支点にして前後に動かすことが出来る。何もしない状態では、前が重いためホルダーは前屈み。
テンションハンドルを回してベルトテンションをかけた状態では、ホルダーは宙吊り状態で、ノブ締めれば、引っぱられて後ろに傾き、緩めれば前屈みになる。
しかし、ノブを回しても動きがどうも鈍い・・・・
原因は、このノブ位置を固定する横バーに開けた調整ボルトの穴。ボルト径とぴったりなのでボルトの傾きが微妙に変わるのに対応できずにねじ山が穴の側面に引っかかって動きが渋くなっている・・・これはM10ボルトに対して、穴を12mmに拡げることで解決。
もう一つは、ノブを回した際に横バーが回転しないように付けている釘。
釘が短すぎるし、曲がって芯が微妙にずれたりであまりうまく機能していないようだ。ノブをある程度締めた段階では、簡単には動かなくなり支障はないので抜いてしまう。
これで、シャフトホルダーの前後の動きがスムーズになった。
続いて、ヨー方向
上下ホイールを上から見たときの平行を出す。
2本の棒をそれぞれ上、下のホイール面に押し付けて、その延長線上で2本の棒が交わる点の開き具合を見る。
ホイール軸から約60cmの距離で約1cmの開きがある。
これを直径25cmホイールの幅に置き換えると、約5mm。シャフト軸を基準にすると、ホイール左右各々が約2.5mm前後していることになる。
バンデル氏の16インチでは1.2mの距離で約2cmの開きがあるが機能に問題なしとしており、角度としてはこれとほぼ同じなので、問題はないのだろう。
ただ、せっかくなので、修正を試みる。
ヨー方向については、本体に調整機能はないため、上ホイールホルダーの後端のフレームに接触する箇所に両面テープで薄板シムを貼り付けることで、左側の前出しが可能か試みる。
前に出す幅、すなわちシムをどの程度の厚さにするかかだが、半径12.5cmのホイール外周で3mm前出しするとすると、シャフトホルダーの中心から端までの4.5cmでは約1mm程度前出し修正すればいいはずだ。
概ね1mm程度のメープルの切れ端を両面テープで貼り付ける。
その結果がこれ。
最初と反対方向に3mm程度開いているので、過修正であるが、修正の方法としては間違ってはいないようだ。
このバンドソーではフレーム前面が基準面としている。この面からホイール前端面までを測ると上下とも57~58mm。
ただ、ホイールを回転させると、最大で1mm程度長さが違うので、軸に対してホイール面の傾きがあるようだ。これは今更どうしようもない。
なお、既に上下ともシャフトホルダとホイールとの間の8mmの木製スペーサーを入れている。カバーが厚くなるので半分にしようと取り外そうとが、塗料が固まったせいで外れない(^^;。アライメントには影響しないので結局このままにする。
続いて、上下ホイールの平行出し。
下ホイールシャフトは、フレーム面に垂直に固定したつもりなので、これを基準として、上ホイールが平行になるように調整する。
まずピッチ方向(ホイールを横から見て、上下ホイールのが同一直線上にある)。これはそもそも調節用ナットがある。
シャフトホルダーのノブを回して、ホルダーを前後に動かす。
ホルダー下側の突起を、フレームに上部に開いた掘り込みに差し込んでいるが、
掘り込みには2,3mmの隙間があるため、そこを支点にして前後に動かすことが出来る。何もしない状態では、前が重いためホルダーは前屈み。
テンションハンドルを回してベルトテンションをかけた状態では、ホルダーは宙吊り状態で、ノブ締めれば、引っぱられて後ろに傾き、緩めれば前屈みになる。
しかし、ノブを回しても動きがどうも鈍い・・・・
原因は、このノブ位置を固定する横バーに開けた調整ボルトの穴。ボルト径とぴったりなのでボルトの傾きが微妙に変わるのに対応できずにねじ山が穴の側面に引っかかって動きが渋くなっている・・・これはM10ボルトに対して、穴を12mmに拡げることで解決。
もう一つは、ノブを回した際に横バーが回転しないように付けている釘。
釘が短すぎるし、曲がって芯が微妙にずれたりであまりうまく機能していないようだ。ノブをある程度締めた段階では、簡単には動かなくなり支障はないので抜いてしまう。
これで、シャフトホルダーの前後の動きがスムーズになった。
続いて、ヨー方向
上下ホイールを上から見たときの平行を出す。
2本の棒をそれぞれ上、下のホイール面に押し付けて、その延長線上で2本の棒が交わる点の開き具合を見る。
ホイール軸から約60cmの距離で約1cmの開きがある。
これを直径25cmホイールの幅に置き換えると、約5mm。シャフト軸を基準にすると、ホイール左右各々が約2.5mm前後していることになる。
バンデル氏の16インチでは1.2mの距離で約2cmの開きがあるが機能に問題なしとしており、角度としてはこれとほぼ同じなので、問題はないのだろう。
ただ、せっかくなので、修正を試みる。
ヨー方向については、本体に調整機能はないため、上ホイールホルダーの後端のフレームに接触する箇所に両面テープで薄板シムを貼り付けることで、左側の前出しが可能か試みる。
前に出す幅、すなわちシムをどの程度の厚さにするかかだが、半径12.5cmのホイール外周で3mm前出しするとすると、シャフトホルダーの中心から端までの4.5cmでは約1mm程度前出し修正すればいいはずだ。
概ね1mm程度のメープルの切れ端を両面テープで貼り付ける。
その結果がこれ。
最初と反対方向に3mm程度開いているので、過修正であるが、修正の方法としては間違ってはいないようだ。
2016-01-23 20:36
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0