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レイアウト自在の壁面収納を造る(1) [工房]

pinter.jpg(Pinterest画像)
これの最大のメリットは、収納部を自由に、それもワンタッチで取り外せて、レイアウトを変えられる点。
また、フックに取り付けるストレージ次第で、多様な収納やディスプレイに対応できる。

45度斜め断面の凹みに、同形状のくさびをフックのように引っかけているだけ。上に持ち上げれば外れる。Beveled Battensというらしい。
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フック部の形状は色々あるようだが、くさび形状が接触面が広く自重によって密着するので強固に固定できる。


フック部の材として何を使うか?
壁側とストレージ側のフック部の厚さが同じになるのが肝になる。後々の拡張や追加を考えた場合、同じ厚さの材が簡単に入手できること、強度的には最低20mm程度が欲しいことなどから、結局1バイ材(厚さ19mm)に統一する。

問題の45度切断。直線定規とプランジマルノコを使用した。安全性や室内での集塵効率を考えるとこれが一番使いやすい。片手だが、実際はもう片方の手でベース部を押さえる必要がある。
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捨て板の上に1×4を数枚横に並べ、両面テープなどで仮固定、切断深さは板厚より少しだけ深くして捨て板ごと一緒に切断する。捨て板は安価なコンパネなどでもいいが、自分はスタイロフォームを使用している。材と定規をしっかり固定しておけば、通常の丸鋸での45度切断も問題ないと思われる。

IMG_7930.JPG 
ちなみに、数年前に作った丸のこテーブルはスペース効率の悪さや危険性などからもう1年以上使用していない、というかその後廃棄してしまった。
スペース効率とは、切断する材を切断長+歯の直径分は平行移動する必要があること。つまり、材の平面積の倍以上の作業スペースが必要になる。また、材を手動で動かすこと自体がリスクでもある。

1×4を45度切断で同じ幅に2等分するのはかなり難しい。多分、木端から35mm程度の位置に刃を入れる。
IMG_7952.JPG
(つづく)

タグ:収納
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