久々の家具物DIY [DIY]
まさかの絵本立て!
家具といっても、使用者を選ぶ家具です(笑)
当然、自分用ではありません(笑)孫用です。
前回作ったウサギさん。
これが全体像。
絵本立てにセットのおもちゃ箱。
キャスター付で引っ張っていける。
汽車を引っ張っている絵と同じシチュエーションなのがミソですな。
ひな壇部分の断面構造。ここの造りは工夫しました。
各棚の背は5度傾斜し、壇底はこれに直交する。
壇底は背板の裏側に付けた桟に乗せている。
桟は通しではなく、2点で支持しているだけ。
問題はこれらのパーツをどうやって両側板に固定するか?
考えたのは、こうした階段状のパーツを先に側板に固定し、これに棚底と背板を順次固定していく方法。
ちなみに一番上の背板だけは構造になるので両側板との間にダボと木ねじが入っています。それ以外は仕上げ釘とボンドで固定。
最後に桟を棚底と背板の接点2か所に固定。
ひな壇を上から見たところ。ほぼ隙間なし。
階段状パーツはCAD作図し、等倍印刷した紙を板に張り付けジグソーでカットした。
ちなみに同じCADにある大きな弧は、背板の一番上段のカーブを切り出すためのもの。
こっちが側板トップ部分のデザイン。
2つの円弧による構成。
なんやかんやでこの部分が一番スマートやと思う(自画自賛)
“むっふぃー”を彫る [CNC]
ただのウサギのつもりだったけど、
リクエストに応じたところ最終的に、とあるウサギさんに似すぎた。
というかそのもの(笑)。
元画像は、Pinterestにあったもので、ドットが荒すぎて使えない。
そこで、Inkscapeにインポートして、線描画で形をなぞってベクターの画を作る。
マウスで引いたアバウトな線を一つ一つ修正していく根気の要る作業。
これをどうやって木質面に表現するか大分悩んだ。
結局、線だけを4mm程度の深さで彫り込むことにする。
Inkscapeで作ったSVGファイルをJSCUTに取り込んでGコードを作る。
絵の線がエンドミルの直径1/8(3.2mm)より細い部分にはそのままでは刃が入らないので、オーバーカットして全ての線に刃が入るようにする
顔、手、足だけは白で薄く着色。
最初は、線以外を別の材から切り出し、各パーツを基材に貼付けて浮き彫りにしようかと考えたが・・・これはこれで、主張しずぎずシンプルでよかったかな。
これがどうなったかは、次回・・