丸鋸テーブルの改造(3) [テーブルソー]
まだやってるのかと言われそうですが、
今回は、傾斜切断できるようにする改造です。
以下、(1)、(2)の改造で一日で余裕終わるつもりが、
作業を進めていくうちに、これだけではすまないことが判明・・・
丸鋸本体の傾斜切断機能を使うので、今のままでもできないことはないのだが、
天版に切れ目がたくさん入ってしまう。
見た目みっともないし、穴が大きくなると間に切り屑などが入って危険。
(1)こうならないよう、テーブル面に歯の角度に応じて交換できる小プレート(インサートプレート?)をはめ込めるようにする。
それから、天版厚が18mmもあるので、歯高は、90°で47mm。横引き治具(クロスカット・スレッド)を使ってツーバイフォーを挽くと1mm程度の切り残しができてしまう。
また、45°傾斜にすると、テーブル面から垂直高は28mmしかない。
(2)そこで、今の天版の裏側を5mm堀り込んで歯高を稼ぐことにする。
これだと、90°で52mm、45°で33mmの歯高が稼げるので、
今の用途では、まず不足することはない。
まず、テーブル裏面の堀込み形成
丸鋸設置面はテーブル裏面から既に15mmの段差があるため、隅の方はトリマーの取り回しが難しい。段差と同じ厚さの板をスペーサー兼トリマー台座にして、これをずらしながら、外側から少しづつ切削。
真ん中は、どうせ切り取るので残したまま。
続いて、表から自由錐で2、3mm程度わずかに円形に少し堀込み。これをテンプレートにトリマーで半円形の切り抜きを形成。
何故、切り抜かないかというと、自由錐
の使用を最小限にしたいから。
以前、材料の固定が不十分なまま、手持ちドリルで自由錐を使った際、材料の方が回転してしまい、腕にけがをしたことがある。
普通はボール盤で、やむえず手持ちドリルしか使えない場合、材料をしっかり固定し使用は最小限に。
ジグソーで、大まかに切断。
直線部はストレートビットで仕上げ。
円弧部はコロ付き面取りビットで、倣い成型するつもりだったが、手持ちの面取りビットはベアリングが先っぽに付いてる。これでは、裏側からトリマーを使わなければならないが、段差が邪魔して使えない。
結局、薄いベニヤに穴を開けて、もう一つテンプレートを作りテーブル上面から面取りする。
・・・自由錐の作業は結局無駄に(泣)
裏面から見たところ。堀込みは、丸鋸の位置調整のためベースプレートのサイズより少し大きくしてます。
問題は、どう堀込み面を平滑にするか。どうしてもわずかな凹凸ができてしまう。
結局は、勘を頼りに(笑)ノミとサンドペーパーで仕上げ。
ここで、丸鋸を固定してみる。
・・・相変わらず同じ華奢なステーを使ってます。
今回は、ベースとステーの間に木片を噛ませる。これの方が接触面積は大きくなりしっかり固定できる感じがする。
ひとまず、これで試運転。90°切断では全く問題なし・・・
つづく
今回は、傾斜切断できるようにする改造です。
以下、(1)、(2)の改造で一日で余裕終わるつもりが、
作業を進めていくうちに、これだけではすまないことが判明・・・
丸鋸本体の傾斜切断機能を使うので、今のままでもできないことはないのだが、
天版に切れ目がたくさん入ってしまう。
見た目みっともないし、穴が大きくなると間に切り屑などが入って危険。
(1)こうならないよう、テーブル面に歯の角度に応じて交換できる小プレート(インサートプレート?)をはめ込めるようにする。
それから、天版厚が18mmもあるので、歯高は、90°で47mm。横引き治具(クロスカット・スレッド)を使ってツーバイフォーを挽くと1mm程度の切り残しができてしまう。
また、45°傾斜にすると、テーブル面から垂直高は28mmしかない。
(2)そこで、今の天版の裏側を5mm堀り込んで歯高を稼ぐことにする。
これだと、90°で52mm、45°で33mmの歯高が稼げるので、
今の用途では、まず不足することはない。
まず、テーブル裏面の堀込み形成
丸鋸設置面はテーブル裏面から既に15mmの段差があるため、隅の方はトリマーの取り回しが難しい。段差と同じ厚さの板をスペーサー兼トリマー台座にして、これをずらしながら、外側から少しづつ切削。
真ん中は、どうせ切り取るので残したまま。
続いて、表から自由錐で2、3mm程度わずかに円形に少し堀込み。これをテンプレートにトリマーで半円形の切り抜きを形成。
何故、切り抜かないかというと、自由錐
の使用を最小限にしたいから。
以前、材料の固定が不十分なまま、手持ちドリルで自由錐を使った際、材料の方が回転してしまい、腕にけがをしたことがある。
普通はボール盤で、やむえず手持ちドリルしか使えない場合、材料をしっかり固定し使用は最小限に。
ジグソーで、大まかに切断。
直線部はストレートビットで仕上げ。
円弧部はコロ付き面取りビットで、倣い成型するつもりだったが、手持ちの面取りビットはベアリングが先っぽに付いてる。これでは、裏側からトリマーを使わなければならないが、段差が邪魔して使えない。
結局、薄いベニヤに穴を開けて、もう一つテンプレートを作りテーブル上面から面取りする。
・・・自由錐の作業は結局無駄に(泣)
裏面から見たところ。堀込みは、丸鋸の位置調整のためベースプレートのサイズより少し大きくしてます。
問題は、どう堀込み面を平滑にするか。どうしてもわずかな凹凸ができてしまう。
結局は、勘を頼りに(笑)ノミとサンドペーパーで仕上げ。
ここで、丸鋸を固定してみる。
・・・相変わらず同じ華奢なステーを使ってます。
今回は、ベースとステーの間に木片を噛ませる。これの方が接触面積は大きくなりしっかり固定できる感じがする。
ひとまず、これで試運転。90°切断では全く問題なし・・・
つづく
2015-06-09 19:48
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