スライド本棚(本棚2号)を作る [木工]
コミックや文庫など小型の本を大量に収納できる本棚のリクエストが以前からあったのだが、プランが固まらずなかなか手がつかなかった。
背の高い薄型も考えたが、2段重ねになるし壁面への固定がやっかいだ。地震のことも考えると結局、作り付けのようになってしまう。
色々悩んだすえ、書いたCADがこれ。
今の工房で作ることができる大きさの限界ともえる幅65cm、高さ125cm、奥行き35cmという大物。
限られた幅で収容力を増すため、前後2段に棚を設け、前の棚は左右にスライドする。
スライド棚は、背後の棚へのアクセスのためのデッドスペースが生じ、スペース効率的には?なのだが、限られた横幅のなかで、奥行き方向を有効活用する方法として有効だろう。
まあ、それもあるが、スライド棚のメカニズム考え始めると、なんとしてもスライド機構を作りたくなったのもある(笑)
まず外枠。
軽量化とコストダウンのためバンドソー架台で作ったツーバイ材によるフレーム構造も考えたのだが、さすがに室内家具にツーバイ材を素で使うのも気が引ける。自動かんながあれば・・・・
結局、外郭は25mm厚の集成材をアリで組むことにする。
バンドソー架台のフレームでは38mmの組みしろに対してアリの角度が10°だったが、これはそこまで厚さがないため、アリの角度は14°とし、新たに14°傾斜のサブテーブルを作る。
これがバンドソーで切り出した女木(側板)。
切り出し部分の幅が十分ある点で、切り出しそのものは難しくないのだが、
材の長さが1mを超え、結構な重さがあるので、これを手で支えながら狭い作業場で回転させのは、かなり厳しい作業になる。
これが男木(底板部)
縦に平行に入っている溝はスライド棚の車輪を落とし込むレール。
材は比較的硬いパイン、車輪もゴムなので摩耗の恐れはないと思うのだが、装飾的な味付けも兼ねて底に欅の薄板を貼る。
スライド棚の底にはこのキャスターを取り付ける。
このあと、外郭を組むのだが、持っているハタガネが60cmで長さが足りない(^^;
しようがなくベルトクランプを掛けてみたが、明らかに役不足。
それでもきつめのアリ組なので、固定自体は問題ないようだが、部分的に隙間が空いてしまった。
置き場に困って、ひとまず玄関に置いたところ・・・・さっそく興味を示す我が家のネコ。
背の高い薄型も考えたが、2段重ねになるし壁面への固定がやっかいだ。地震のことも考えると結局、作り付けのようになってしまう。
色々悩んだすえ、書いたCADがこれ。
今の工房で作ることができる大きさの限界ともえる幅65cm、高さ125cm、奥行き35cmという大物。
限られた幅で収容力を増すため、前後2段に棚を設け、前の棚は左右にスライドする。
スライド棚は、背後の棚へのアクセスのためのデッドスペースが生じ、スペース効率的には?なのだが、限られた横幅のなかで、奥行き方向を有効活用する方法として有効だろう。
まあ、それもあるが、スライド棚のメカニズム考え始めると、なんとしてもスライド機構を作りたくなったのもある(笑)
まず外枠。
軽量化とコストダウンのためバンドソー架台で作ったツーバイ材によるフレーム構造も考えたのだが、さすがに室内家具にツーバイ材を素で使うのも気が引ける。自動かんながあれば・・・・
結局、外郭は25mm厚の集成材をアリで組むことにする。
バンドソー架台のフレームでは38mmの組みしろに対してアリの角度が10°だったが、これはそこまで厚さがないため、アリの角度は14°とし、新たに14°傾斜のサブテーブルを作る。
これがバンドソーで切り出した女木(側板)。
切り出し部分の幅が十分ある点で、切り出しそのものは難しくないのだが、
材の長さが1mを超え、結構な重さがあるので、これを手で支えながら狭い作業場で回転させのは、かなり厳しい作業になる。
これが男木(底板部)
縦に平行に入っている溝はスライド棚の車輪を落とし込むレール。
材は比較的硬いパイン、車輪もゴムなので摩耗の恐れはないと思うのだが、装飾的な味付けも兼ねて底に欅の薄板を貼る。
スライド棚の底にはこのキャスターを取り付ける。
このあと、外郭を組むのだが、持っているハタガネが60cmで長さが足りない(^^;
しようがなくベルトクランプを掛けてみたが、明らかに役不足。
それでもきつめのアリ組なので、固定自体は問題ないようだが、部分的に隙間が空いてしまった。
置き場に困って、ひとまず玄関に置いたところ・・・・さっそく興味を示す我が家のネコ。
2016-05-28 22:30
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