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自作バンドソーで挽き割ってみる [バンドソー]

これまで、せいぜい11~12cm程度のものしか挽き割ったことがないが、
せっかくなので自作バンドソーの挽き割り能力を試してみた。

ただ、フェンスがちゃちなものしかない。
DSC_5565.jpg
これ、かなり前に丸鋸テーブル用に作ったのだが、機能不十分のためお釈迦にしたもの。フェンスの高さがあまりないので、材を垂直に保持するには高さがかなり足りない感じが(^^;)

かまわずに、挽き割りをしてみる。
まず、オーク
DSC_5525.jpg
さすがに15cm近くあると、切断速度が落ちる。

挽き割り厚はかなりいい加減。
DSC_5531.jpg

続いて、欅。
DSC_5545.jpg
これも、さらに速度は遅いが、特に問題はない。しかし、これだけ厚い樫木になると音がキーキーと音がやかましい。

続いて、難物のチェリー。DSC_5552.jpg
幅は180mm近く、通常のアーム保持位置では挽き割り高が足りない。

ヴァンデル氏の14インチバージョンでは、アーム押さえ位置を付け変えて、挽き割り高を高くできる。初めて、これで試してみる。
DSC_5547.jpg
アーム押さえの固定ボルトを下の穴に変えると、ブレードガイドの位置をさらに上に上げることができる。
この時の挽き割高は約21cm弱。
DSC_5549.jpg

これでも、切断に問題なし。
DSC_5557.jpg

最後に、ウオールナットも切ってみるが、
何故かウオールナットは切断面が傾いたり厚さにムラができる。
以前ミラースタンド用のウオールナットを挽いた時もやけにムラができたが、材の特性だろうか?
DSC_5559.jpg
右端の黒っぽいやつがそれ。

全て、16mmブレードで挽いたのだが、
教訓として、幅広ブレードは挽き割り向きと思われ勝ちだがが、テンションの掛け方が難しい。それがこの自作バンドソーの弱点かもしれないが、6mm幅のブレードなどと比べると、相当にベルトを締めなければたわみが取れず傾きやムラが生じやすいようだ。
その点では、このクラスのバンドソーでは引き割り用のブレードも10~13mm程度までにしておくのが無難かもしれない。

もう一つの教訓は、もっと高いフェンスと、適切な財押さえ必要か。
かなりの材で自動カンナがけが必要かもしれない・・・さて、これを何に使うか(笑)


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