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静音化(その4) サイクロン集塵器の静音化 [サイクロン集塵器]

これまでのタイトルで静音化をうたった記事は以下の3つ
 丸鋸テーブルの静音化(1)
 丸鋸テーブルの静音化(2)
 工房(もどき)の防音

今回、静音化(その4)として、サイクロン集塵器の静音化に取り組む。
丸鋸テーブルの遮音ボックスの効果に味をしめて
掃除機を遮音シートを貼り回したボックスに入れるというもの。

サイクロン集塵器に使っている掃除機は91年製の古いもの。
ルーターテーブルを使う際は必ず同時に使用するのだが、
どうも、ルーターの音よりも耳に付く感じ。
音量を測ると70dBちょいなので、ルーターより遙かに小さい。
しかし、使用頻度は高く、静音化の効果は大きいと考え、優先して取り組むことに。

箱を作って、いざ本体を入れようとすると、入らない!
よくあることです・・・・(^^;
そこで、左右で1cmちょっとはみ出した樹脂製のガード部を切り取ることに。
DSC_3379.jpg

これでなんとかBOXに収まり、蓋を締めて遮音効果を確認しようと、
電源ON・・・・!?
DSC_3383.jpg
うんともすんとも言わない。
よく調べると、ホースに付いている手元スイッチのコードがガードに沿って入っていて、これを一緒に切断している!・・ギャー!
DSC_3387.jpg

掃除機を取り替えなくてはいけないのか、とかなり焦ったが、
よく考えてみると手元スイッチは常時ON してるだけ。
コードをショートさせれば今の状態で使う分には何も問題ないのに気づく。
・・・・実は、電気系統は苦手です。

いろいろ、トラブルに見舞われたが、一応完成。
DSC_3391.jpg
IMG_0231.PNG
しかし、結果からいうと、67~68dB程度・・・ウ~ン。
苦労した割に、効果はたいしたことない。
まあ、聴感では、確かに音は小さくなったが。

反省点として、箱が小さ過ぎ、板厚も12mm程度で薄すぎた。
掃除機と側板が両側ともきつく接していて、
振動が直に側板に伝わるため、側板そのものが音源となってしまったのではないか。

実は、当初はもう一つの仕掛けを考えた。
後ろに開いた排気口を塞ぐわけにはいかないので、ここから音が盛大に漏れ出す。
DSC_3386.jpg
この音を小さくするため、排気の出口にダクトを付けて、これを折り曲げ、延長することで音量の落とそうと目論んだ。
しかし、壁面をダクトにするため20cm程度の長さしかとれず、
測定結果も殆ど変化なし。
反対に設置位置の制約が生じるため、ダクト延長は断念する。

ダクト遮音.PNG
効果が無かったのは、排気口が中に向かって開いているため、
ダクトからの音が付加されて、作業場測定位置ではむしろ音量が増大したのだろう。
もっと長いダクトで別方向に排気できれば良いのだろうがそういうスペースもとれない。

ということで、今回の遮音は期待はずれに終わった。

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