ミラースタンドに挑戦(3) [木工]
このフレームを8°後方に傾けて固定するのだが、前に転倒しないよう、左右の下端に突起のような足を付けることにする。
縦の線が床面、横線がフレームと接する線か。
この足の間のスペースは間が抜けるので、小棚を渡すことに。
棚を水平にするため、フレームと接する面も8°傾斜させる必要がある。
バンドソーのテーブルを現物合わせで傾斜させ、棚の接面をフリーハンドで切断する。
切断面はサンダーだけで問題ない平滑レベルになった。
フレームとの固定は、0番の ビスケットトジョイントで。
中央の棚を接合するジョイントは、棚に水平に開けたジョイントにはまるよう8°傾ける。
右側の穴は、ジョイターを当てるあてぎがずれてしまい、埋め木をして開けなおし(^^;
足を固定したところ。
フレーム側の底面も8°傾斜させ、足の底面と同一平面に。
フレームの鏡窓の淵に溝を掘った際のビット落とし込み穴が目立つ。
この部分を削り取って、埋め木で修正することに。
フォスナービットで穴を開け、
これに嵌める材をルーターの円盤治具で整形する。小さい材をルーターに当てるのは怖いところだが、裏側にピンがきつく刺さっているので安定している。
嵌めたところ。
実はこの部分には、ミラーに開いた吊穴を隠すというもう一つの機能がある。・・ただ、もうちょっと上のほうがよかったか。
つづいて、バンドソーの円盤切治具で裏板の切り出し。
この材、当初はもっと薄い材にするはずだったが、
フレーム側のたわみがあったため、フレームべースと同じ15mmの合板を使うことに。
これを基準面にし、フレームをのたわみを取れば、ミラーへのストレスも軽減することができる。
裏板にフレーム裏面に落とし込む段差を切る。
ルーター円盤治具は簡単なつくりだが大活躍。
クランプで止めた板は治具のストッパー。材を治具のピンに通し、スロットに沿ってストッパーまで送り、その位置で材を一回転させる。
段差の幅は約2.5mm
この上面にミラーを両面テープで固定し、フレームを被せて固定する。
コメント 0