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ミラースタンドに挑戦(3) [木工]

DSC_5417.jpg
 このフレームを8°後方に傾けて固定するのだが、前に転倒しないよう、左右の下端に突起のような足を付けることにする。

縦の線が床面、横線がフレームと接する線か。
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この足の間のスペースは間が抜けるので、小棚を渡すことに。
棚を水平にするため、フレームと接する面も8°傾斜させる必要がある。
バンドソーのテーブルを現物合わせで傾斜させ、棚の接面をフリーハンドで切断する。
DSC_5412.jpg
 切断面はサンダーだけで問題ない平滑レベルになった。

フレームとの固定は、0番の ビスケットトジョイントで。
DSC_5426.jpg
 中央の棚を接合するジョイントは、棚に水平に開けたジョイントにはまるよう8°傾ける。
右側の穴は、ジョイターを当てるあてぎがずれてしまい、埋め木をして開けなおし(^^;

足を固定したところ。
 フレーム側の底面も8°傾斜させ、足の底面と同一平面に。
DSC_5431.jpg

 フレームの鏡窓の淵に溝を掘った際のビット落とし込み穴が目立つ。
この部分を削り取って、埋め木で修正することに。
DSC_5436.jpg 

 フォスナービットで穴を開け、
DSC_5437.jpg

 これに嵌める材をルーターの円盤治具で整形する。小さい材をルーターに当てるのは怖いところだが、裏側にピンがきつく刺さっているので安定している。
DSC_5440.jpg

 嵌めたところ。
DSC_5444.jpg
 実はこの部分には、ミラーに開いた吊穴を隠すというもう一つの機能がある。・・ただ、もうちょっと上のほうがよかったか。

 つづいて、バンドソーの円盤切治具で裏板の切り出し。
DSC_5448.jpg
 この材、当初はもっと薄い材にするはずだったが、
フレーム側のたわみがあったため、フレームべースと同じ15mmの合板を使うことに。
 これを基準面にし、フレームをのたわみを取れば、ミラーへのストレスも軽減することができる。

 裏板にフレーム裏面に落とし込む段差を切る。
DSC_5453.jpg
 ルーター円盤治具は簡単なつくりだが大活躍。
 クランプで止めた板は治具のストッパー。材を治具のピンに通し、スロットに沿ってストッパーまで送り、その位置で材を一回転させる。

 段差の幅は約2.5mm
DSC_5456.jpg
この上面にミラーを両面テープで固定し、フレームを被せて固定する。

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